建築士定期講習に行ってきました
建築士事務所に所属する建築士には、3年ごとの定期講習が義務付けられています。
以前までは各会場に出向いて一日かけて講習を受け、その後考査(試験)を受けるのですが、コロナ禍で講習はオンライン化していました。
今回は自宅で講義を、決められた日に会場にて考査を受けます。
講義を受ける時間の確保と考査の為会場まで足を運ぶ必要があるので、最低限一日半は拘束され、仕事の調整も必要になります。
3年はあっという間にやってきて、「あれ?この間受講したばかりなのに・・・」と感じてしまうのでした。
オンライン授業では、マーカーを手に重要な箇所にラインを引きながら講義内容を頭に入れ、なんだか受験生のような気分です。
既に建築士の資格取得の際に習得済みの内容に加え、改正された法規、近年の建築の状況等を受講しながら、「行かなきゃ」だった感情が「受講出来てよかった」に変化していきました。
特に今回は建物の省エネルギー性についての内容が多く、建築という分野の影響力の大きさや、断熱の重要性について再認識できました。
その他の分野についても、一人若しくは同じ会社に所属する仲間同士だと考え方は偏りがちですが、様々なデータや客観的な情報に触れることで、現在は○○だけれど、もう少し重要視した方がいいのではないか?という点や、より△△な点に注意しながら進めた方がよいかもしれないといった普段できなかった思考を持つことができました。
3年ぶりの考査(試験)で心配になった私は、夜な夜なテキストを開き読み込んでしまいました。
テキスト持込可とはいえ、絶対に絶対に落とせませんので・・・
またあっという間に3年はやってくると思いますが、前向きに真剣に受講し最新の知識を得て業務に臨みたいと思います。
そして、数年後には現在抱える環境への取り組みが当たり前となり、地球全体を通して明るい見通しがもてるようになればいいなと鶴来の片隅で考えるのでした。
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さて!いよいよ今週は【ほうらい祭り】ですね。
3年ぶりということで、鶴来が一気に盛り上がるのではないでしょうか。
あいにくのお天気で土日も心配ですが、町はきっと熱く燃え上がっていると思います^^